赤潮の謎と自販機の不思議

自販機部門の原田です。

赤潮の謎

先日のゴールデンウイーク中に、鎌倉で「赤潮の発生」がニュースになっていました。

夜になると「青い光」を放つ「夜光虫」の大量発生は、幻想的で話題性に富むようです。

テレビのニュースやワイドショーでご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

ちなみに「夜光虫」と言っても虫ではありません。プランクトンです。

「赤潮」は、赤い色素を含むプランクトン(色んな種類がいます)の大量発生によるもので

その原因は、いまだハッキリとは解っていないのが実情です。

ただ一般的には、水質の富栄養化や水温の変化によるものと考えられています。

「赤潮」はその様子と悪臭から、環境悪化の現象として思われがちです。実際、琵琶湖でも

30数年前に、淡水赤潮が発生して、これを契機に琵琶湖の環境保全活動が活発になりました。

通称「びわ湖条例」と呼ばれる法令も誕生し、この施行日は滋賀県では「琵琶湖の日」と制定されています。

こうして、「赤潮」は悪者扱いをされ、環境悪化の象徴として取り上げられる事が多いのですが、

実のところ、人体に悪影響は確認されていません。(日本で発生した赤潮のプランクトンについてですが)

まあ、赤くて気持ち悪いし臭いから仕方ないといえば仕方ないですが・・・・。

琵琶湖で赤潮が大量発生した水域は、当時でも比較的水質の良かった北湖に集中していました。

ただ、「赤潮」は水質の中栄養化の水域に起こる現象であることは確認されています。

ちなみに富栄養化のすすんだ水域では「アオコ」が発生します。(毎年のように琵琶湖で発生しています。)

ところで、「赤潮」の発生原因ですが・・・・

窒素やリンといった栄養塩に関係していますが、それらが増える栄養化が原因ではなく、

その比率が原因らしいというところまで解っています。

これだけ化学の進歩した世の中でも、そのメカニズムはまだまだ謎に包まれています。

 

自販機の不思議 其の1

 

謎に包まれた「赤潮の発生原因」・・・なんとなく、近い将来に化学が解明してくれそうな気がしますが、

自販機には、おそらく化学では解明できないであろう不思議な出来事があります。

今回、ご紹介する現象は自販機本体に起こる事ではありませんが、自販機部門が所有する携帯電話に起こる

不思議な現象です。

この現象は、自販機部門の一部のスタッフしか知らない事なのですが・・・・

発表しても良いのかな?

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悲運な着信

自販機部門では、3台の携帯電話を使用しています。そのうちの1台のみ直接、お客様から着信できる

ようになっています。この携帯電話は、自販機についてのお問合せや機械トラブル等の発生による受付用

になっています。

そのほとんどの着信は、お客様からのなんらかのトラブルの申告です。早急に対処する必要があるのですが

何故かしら、移動で電車に乗車した瞬間に着信します。

たぶんですが・・・半数ぐらいの着信がこのタイミングで発生します。

一日の業務の中で、乗車中の時間は合計しても長くて30分程度です。

この僅かな時間を見計らったように着信があります。モラル上、電車内での携帯電話の使用は致しません。

よって、多くが不在着信となってしまいます。

わがままなお願い

こんな不思議な現象を誰が信じてくれるのでしょうか?

決して通話を拒否しているのではありません。

 

お客様へ

できましたら、こんな事情ですので、伝言メモに用件を残して頂きますようお願い申し上げます。

車中にて内容の確認が出来れば、よりスムーズな対応が可能となります。

宜しくお願い申し上げます。