ありがとう Windows7

新年あけましておめでとうございます。

今年も何卒よろしくお願い致します。

2019年も終わり、2020年がスタートしました。

なんといっても今年の目玉は「東京オリンピッック」だと思いますが、その前に少しだけ大事な事が控えています。

それは、Windows7の延長サポートの期限が2020年1月14日に迫っていること。

2019年9月の時点では約半数の方がWindows10に切り替えていますが、それでもまだ30%の方はWindows7を使用しています。

あなたのオフィスや自宅のPCは大丈夫ですか?

Windows OSを提供するMicrosoftは製品発売後、最低5年間のメインストリームサポートに加えて、最低5年間の延長サポートを提供しています。

Windows 7においては2009年にリリースされ、メインストリームサポート期間が約6年間にわたって提供されましたが2015年1月13日(米国時間)にサポートを終了し、現在は延長サポート期間中です。

Windows 7の延長サポートとは?

まず、メインストリームサポートとはWindows 7における仕様変更や新機能のリクエスト受付、セキュリティ更新プログラムのサポートといったすべてのサポートを行う期間です。

そして延長サポートとは、メインストリームサポート期間終了後に、セキュリティ更新プログラムのサポートの提供が続けられる期間のことです。

延長サポートが終了するとどうなる?

Windows 7の延長サポートが終了すると即座にWindows 7が利用できなくなってしまうというわけではありません。

利用できなくなるわけではありませんが、利用を続けるにあたっていくつか重大な問題が発生してしまいます。

例えば、これまで提供されていた「セキュリティ更新プログラム」が延長サポート終了後は配信されなくなるため、セキュリティ面に不安がでてきます。

また、公式サポートの問い合わせ対応においても、受け付けてもらえなくなります。

延長サポート終了後も利用し続ける場合は、リスクも承知のうえで利用するという覚悟が必要になります。

マルウェアへの感染、未知のウィルスによる被害

セキュリティ更新プログラムが提供されなくなっても、セキュリティソフトをインストールしているのだから、マルウェアやウィルスの感染被害から守ってくれるだろうと思っている人もいるかもしれません。

サポート期間中は脆弱性が見つかれば、セキュリティ更新プログラムが提供され、セキュリティの穴を修正してくれていましたが、セキュリティソフトにはWindows 7の脆弱性を修正する機能が備わっているわけではありません。

また、セキュリティソフトにおいてもサポートが終了したOSをいつまでもサポートし続けることもありません。

延長サポート終了後すぐではありませんが、必ずどこかのタイミングでサポートを終了するでしょう。

セキュリティが更新・修正されないということは、脆弱性は放置されたままの状態ということです。

そうなれば放置された脆弱性はウィルスにとって格好の標的となり、マルウェア・ウィルス感染は時間の問題といってもよいでしょう。

パソコンが感染してしまうと最悪の場合、データが書き換えられる、起動しなくなるといったケースもあります。

個人情報漏洩の危険性

一口に個人情報といっても、プライベートな写真や動画の保存や、仕事のデータ、家族や知人の住所録、連絡先などその情報は多岐にわたります。

セキュリティが甘く、ウィルスに感染してしまうと、パソコン内の情報は簡単に外部に流出してしまいます。

情報流出は自分ひとりの問題ではなく、家族や知人、仕事先など、多くの人々を巻き込んでしまう可能性があります。

一度インターネット上に流出してしまった個人情報は簡単に消すことはできず、「入れ墨(タトゥー)を完全に消すことが不可能」であることに例えデジタルタトゥーと表現されることもあります。

パソコンや周辺機器が非対応になっていく

昨年、Intelの最新CPUとして第10世代が発表されましたが、第6世代(2015年位)以降のCPUからはWindows7をサポートしていません。

また、周辺機器もある程度の期間は古いOSへの対応を行いますが、永続的に行われるものではないので、「最新のプリンターやスキャナーを購入したらWindows 7搭載パソコンでは利用できなかった」といった状況が、Windows 7の延長サポート終了後はどんどん増えてくるでしょう。

重要なシステムを導入している場合でシステムが突然故障した場合にWindows7環境のままであれば同じ環境を準備できず、ダウンタイムによる損失が拡大する可能性が高くなります。

Windows 10環境への移行と安定動作の確認や調整を今から行っておいたほうが安全です。

最新OS Windows 10への乗り換え

延長サポートが終了した後もWindows 7を使い続けることはできます。

ただし、使い続けることは同時に様々なリスクを抱えることでもあります。

どうしても安全に使い続ける方法は、一切インターネットに接続しないこと以外にはありません。

しかし、現代社会は数多くのものがインターネットで繋がっており、むしろインターネットがない生活を考えることは難しいのではないでしょうか。

インターネットに接続しないパソコンで出来ることは非常に限られたことになってしまいます。

最も簡単な解決方法は、やはりWindows 7から最新のWindows 10に乗り換えることでしょう。

Windows 10ではセキュリティ面で大幅に強化されており、安全性も非常に高くなっています。

初心者でも安心!Windows 10搭載パソコンを購入する

Windows 10への移行方法は大きくわけて3種類あります。.

① Windows 10搭載パソコンを購入する

② 移行時に内部パーツのアップグレード!Windows 10DSP版を購入する

③ Windows 10のパッケージ版やソフトを購入してアップグレード

この3択の場合、一番簡単なのは、① Windows 10搭載パソコンを購入する でしょう

お近くの家電量販店で新しいパソコンを購入される前にチケットライフで信販系のギフトカードをご購入ください。

一例としてヤマダ電機の場合、JCBギフトカードが使えます。

現在の店頭価格は1,000円券が981円なので、20万円のパソコンを購入すると3,800円お得に購入できます。