普段はインドアな性分ゆえ引き篭もりがちですが、
日本の歴史ゆかりの地巡りとなればフットワークが軽くなるもの。
『思い立ったが吉日』
その言葉通りでホイホイと一人旅をする歴女の伊東です。
こんにちは。
さて、チケットライフでは、
関西圏を中心に広範囲の目的地までお安い切符をご準備する事ができます。
近距離然り・・・私もよく利用させてもらっています。
つい最近も実際に販売している格安切符を片手に『近江八幡』へと足を延ばしました。
八幡掘のルーツ、八幡山城下町でめぐる近江商人の軌跡
近江八幡と言えば『八幡堀』が有名ですね。
ドラマの撮影がよく行われているので専ら滋賀観光には外せない重要スポット。
ただしそれだけではない近江八幡の魅力。私の訪問の目的は八幡堀ではないのです!
この八幡掘周辺は豊臣秀次の時代に八幡山城下町として建設されました。
・・・でその城下町は一体何が有名なのか。
それは『近江商人』が多く住んだ所なのです!日本三大商人の一つであることをご存知ですか?
その日私は滋賀県が誇る先人の軌跡を巡りに来たわけです。
『近江商人』をご存知ですか?
明治維新以前、今の滋賀県は近江と呼ばれており、この近江を本拠地として地元の特産品を中心に全国各地へ行商に出かけ活躍した商人を近江商人といいます。
出典:三方よしを世界に広める会
近江商人(おうみしょうにん、おうみあきんど)または江州商人(ごうしゅうしょうにん)、江商(ごうしょう)は、主に鎌倉時代から昭和時代(特に戦前期)にかけて活動した近江国・滋賀県出身の商人。大坂商人・伊勢商人と並ぶ日本三大商人の一つである。現在でも俗に、滋賀県出身の企業家を近江商人と呼ぶことがある。
出典:Wikipedia
近江商人達の商才を嫉み天下の江戸っ子から伊勢商人と共に『近江泥棒伊勢乞食』と罵られたそうです。
嫉妬とはいつの時代でも怖い怖い・・・
現在の日本の大企業は近江商人の流れを汲む会社が多く存在しているのも素晴らしい事。
大手自動車メーカー、百貨店、紡績などなど。
うんうん滋賀県民としては誇らしいですね~ヽ(^-^ )
他府県民からは「滋賀県の人はケチだからなぁ(笑)」と言われるのは近江商人の気質を受け継いでいるからなんでしょう。
見方言い方は違っても江戸時代から何にも変わってないということにちょっとだけ可笑しくなりました。
「三方よし」だけではない、近江商人の理念が教えてくれること
今回、八幡城下町で商人達に教えられたことがありました。
先人達は素晴らしい理念を残してくれたこと。
「しまつしてきばる」
倹約に努めて無駄を省き、普段の生活の支出をできるだけ抑え、
勤勉に働いて収入の増加を図るということ。
今の日本人が忘れかけていることじゃないでしょうか?
かくいう私もこの便利な時代に身を任せていると思うからです。
ちょっとしたことから「倹約」始めてみませんか?
チケットライフはディスカウントショップ。
たとえ、10円20円でも節約をして、近江商人達の息吹を感じてみるのもいいかもしれませんね。
ご来店をお待ちしております。