9月に権利確定する銘柄の中からクオカードがもらえる株主優待銘柄をピックアップし、最低投資金額順に並べてみました。こちらで効率よくクオカードをゲットできる銘柄を発見してください。
1.最も安くクオカードを狙うなら「ビーアールホールディングス」
9月に権利確定するクオカードがもらえる銘柄の中で、最低投資金額の低さで第1位になったのは「ビーアールホールディングス(1726)」です。
中国や関西を地盤にしたプレストレストコンクリート橋梁の会社で、狭小地向け小型杭打ち機を使った独自工法を持っています。
「ビーアールホールディングス」の株主優待は100株以上保有でもらえる500円相当のクオカードです。
「ビーアールホールディングス」の株価は2017年7月後半現在で394円。
クオカード500円分を手に入れるための最低投資金額は4万円ほどになります。
2.最も効率よくクオカードを狙うなら「ディア・ライフ」
9月に権利確定するクオカードがもらえる銘柄の中で、最低投資金額の低さで第2位になったのは「ディア・ライフ(3245)」です。
首都圏で投資用マンションを開発、販売している会社です。
また不動産業界への人材派遣も手がけていて、いわゆる人手不足関連銘柄として見ることもできます。
さらに中堅・中小企業の事業承継・M&Aをサポートする「日本経営承継支援社」との資本提携も発表されていて、今後の成長が期待されます。
ディア・ライフ—株式会社日本経営承継支援との業務及び資本提携に関するお知らせ
https://zuuonline.com/archives/156001
「ディア・ライフ」の株主優待は100株以上保有でもらえる1,000円相当のクオカードです。
ここで注目すべきは「1,000円相当」ということです。他の会社は500円相当が多い中、かなりお得に感じます。
投資金額では2位ですが、割の良さを考慮するとこちらが1位でも良いくらいですね。
「ディア・ライフ」の株価は2017年7月後半現在で469円。
クオカード1,000円分を手に入れるための最低投資金額は4万円台後半になります。
3.株価割安の「あかつき本社」
続いて9月権利確定のクオカードがもらえる銘柄、最低投資金額順第3位は「あかつき本社(8737) 」です。
「あかつき証券株式会社」などの証券関連事業や「EWアセットマネジメント株式会社」などの不動産関連事業を統括している会社です。
2017年7月後半現在でPBR0.91倍という割安水準にあります。
「あかつき本社」の株主優待は100株以上保有でもらえる500円相当のクオカードです。
「あかつき本社」の株価は2017年7月後半現在で 471円。
クオカード500円分を手に入れるための最低投資金額は4万円台後半になります。
4.さらなる業界再編の動きの予感「城南進学研究社」
9月権利確定のクオカードがもらえる銘柄、最低投資金額順第4位は「城南進学研究社(4720) 」です。
川崎を地盤にして首都圏に現役高校生主体の「城南予備校」や、個別指導塾「城南コベッツ」を展開している会社です。
塾・予備校業界は業界再編の波がかなり激しい業界です。
先日もZ会が増田塾を完全子会社化したことが発表されました。
株式会社増進会出版社による増田塾の株式取得による完全子会社化に関するお知らせ
http://www.zkai.co.jp/home/news/press/170703_Z-kai_MYFRONTIER.html
Z会は2015年に栄光ゼミナールも完全子会社化しているのですが、この際に因縁があったのが「進学会(9760)」です。
あれこれと巡り巡って「進学会」が取得していた栄光ゼミナールの株式を、Z会がTOBしたことで栄光ゼミナールはZ会の子会社となったのですが、この「進学会」は現在、「城南進学研究社」の第4位株主になっています。
「進学会」や「城南予備校」絡みで、この先何かまた業界再編の動きもあるかもしれませんね。
さて「城南進学研究社」の株主優待は100株以上保有でもらえる500円相当のクオカードです。
「城南進学研究社」の株価は2017年7月後半現在で519円。
クオカード500円分を手に入れるための最低投資金額は5万円強となります。
5.土に親しみ土に生きる「タカキタ」
9月権利確定のクオカードがもらえる銘柄、最低投資金額順第5位は「タカキタ(6325) 」です。
創業以来「土に親しみ土に生きる」をモットーに、農家のニーズに機敏に対応して来た建設農業機械・産業車両の会社です。
「タカキタ」の株主優待は100株以上保有でもらえる500円相当のクオカードです。
「タカキタ」の株価は2017年7月後半現在で539円。
クオカード500円分を手に入れるための最低投資金額は5万円台半ばとなります。
以上、2017年9月に権利確定する銘柄の中からクオカードがもらえる株主優待銘柄をピックアップし、最低投資金額順に並べてみました。
株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。