「メカニック(mechanic)」とは、整備士という意味です。
僕も小学生の頃はF1のメカニックになってピットインの時にタイヤ交換したい!と思っていました。
しかし英語圏ではメカニックにはもうひとつの意味があります。
mechanic:殺し屋
怖いですね。。
1972年公開の殺し屋の男を描いた「メカニック」という名作があります。
この1972年はスティーブマックイーン主演の「ゲッタウェイ」や誰もが知る名作「ゴットファーザー」がアメリカで公開された年ですが、この時代に特にアクション映画はもう完成されていたのだなと感じます。(技術は進歩しているけどやっていること今もいっしょ!)
メカニックの話に戻りますが、
チャールズ・ブロンソン(狼よさらば、荒野の七人、大脱走)扮する主人公がマフィアからの依頼を受け、周到な準備と綿密な計画を立てた後、他殺か事故死と見せかけるようにターゲットを殺害していくという映画です。
途中のカーアクションやオートバイでのチェイスなど、本当に圧倒されます!
やはり個人的にショットガンをぶっ放すシーンはどの映画でもしびれます!
主人公はたとえターゲットが親友であったとしても、依頼があれば殺害を遂行します。
そしてまた、殺害した親友の息子を弟子にするのです。
不気味なのは、主人公とその弟子の関係です。
愛し合っているのか、けん制しあっているのか映画を見ただけではまったく分からないのです。
製作者が後に、彼らは実は同性愛者であると告白しているのですが。。
ここからはネタバレになるので是非TSUTAYAでレンタルしてください!
そして、2011年、ジェイソンステイサム主演でリメイク作「メカニック」が公開されました。
ストーリーはほぼ同じ。
このリメイク版も非常に面白いのですが、
オリジナル版で執拗に描かれていた、主人公が一人で葉巻を吸いながら、黙々と計画を立てるシーンであったり、弟子との怪しい関係性などがほとんど描かれていません!(芸術要素が省かれている、ハードボイルド感がない)
分かりやすい展開で、テンポ良く進むので、とても見やすい映画ではあるのですが。。
こちらもTSUTAYAでレンタルして、見比べてみると面白いです!
そして今年の9月24日にリメイク版の新作「メカニック:ワールドミッション」が公開されました。
僕はまだ見ていません。
公開規模がそこまで大きくなく、関西では京都、大阪、神戸でしか公開してないようです。
ワールドミッションということで、おそらくオリジナル版の影は跡形もなく、なくなっていそうですが・・興味のある方は是非、劇場へ。
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草津本店 iroguro