こんにちわ。自販機部門の原田です。
連日、多数のお客様にご利用いただきありがとうございます。
世に自販機は溢れかえっておりますが、当社の自販機はその中でも
特に特殊な部類にはいります。
もちろん、切符を販売している事だけでも特殊といえますが、
何と言っても、一万円札や五千円札という高額紙幣がご利用になれます。
そこで今回は、高額紙幣ご利用時の便利な裏ワザをご紹介いたします。
これは便利! 一万円札での購入の仕方
紙幣投入口には、
「10000円までしか入れられません」
と案内させていただいております。
お札を一万円分入れますと、それ以上は自動的に受け付けない機能があります。
ところが、硬貨を使って入れますと、9990円までしか入りません。
10000円というのは、紙幣の投入に限ります。
ところが、わたくし、この限界を超えてみました。
表示は、19990円。
タネ明かしは簡単です。
機能としては、「一万円を超えた時点で入金できない。」ので、
9990円から一気に一万円札を入れると、その時点で超えたことになるからです。
実際の当社の自販機の限界投入額はこうなります。
で、それがいったいどうしたの?という話なのですが、
ここが今回案内の大切な事でして、
「お札は、一万円札しかないけれど、小銭は持っている。」
というお客様がおられます。お財布の中身に小銭はそんなに増やしたくないものですよね。
そんな時は、「一万円札を投入する前に、先に硬貨を投入して下さい。」
という事です。
これで一万円以上の投入ができて、硬貨の釣銭を減らすことができます。
これは無理! 逆両替はできません!!
ちなみになんですが、先ほどの9990円を硬貨ばかりで投入すると大変なことになります。
「一度に入れると詰ります!」とご案内いたしております。
硬貨の入れ方によっては、先に入れた硬貨に後の硬貨が追いつき、
狭い通路を塞いでしまう現象が起こります。
こうなりますと、投入した硬貨は読み込まれず、返却レバーを回しても
返金されないという悲劇が待っています。
そんなに硬貨を入れる人はいないと思われるかもしれませんが、
「逆両替」をしようとする方は、けっこうおられます。
例えば、100円玉を10枚入れて、千円札で返金してこないかと・・・
ハッキリ言います。「無理です。」
当社の自販機で硬貨を投入して、返却レバーを回されますと、
読み込まれたままの金種と枚数で返却されます。
これを大量の硬貨でせれますと、更なる悲劇が待っています。
写真は、硬貨の返却口です。わかりにくいのですが、硬貨の飛び出し防止の為に
カバーが付いています。当然、外側には開かないカバーです。
そこで、大量の硬貨を返却すると、この小さな返却口に一斉に落ちて来ることになります。
硬貨が返却口の中で山積みになるのです。
外側に開かないカバーは、内側にしか開きません。
おわかりいただけますでしょうか?
返却口のカバーを開けようとしても、硬貨が邪魔になって開けることができません。
返却された硬貨を回収することができなくなります。
どうかご注意下さい。