こんにちは、荒堀です。
元号が平成から令和に変わり早くも2ヶ月が過ぎようとしています。
これまで日本の元号はほとんどが中国の古典によるものでしたが、初めて日本最古の歌集である万葉集から引用されたそうです。
長い日本の歴史の中で天皇陛下がご存命中に退位され、皇太子様の即位に伴い計画的に元号が変わるという例はなく、なんとなく晴れやかな希望に向かってリセットされた気持ちになっているのは私だけでしょうか。
ところで最近では手書きの書類に「令和」と書くことに慣れた気もしますが、うっかり「平成」と書いてしまった人もいませんか?
今回は、誤って「平成」と書いてしまった場合の画期的な解決方法がYOU TUBEにアップされていたので、ご紹介します!
令和・平成の前、昭和の時代に予言されていたスマホ
時代が平成になる前、昭和51年に週刊少年ジャンプで始まり、平成28年に40周年、コミック全200巻で連載最終回を迎えた秋本治さんの国民的漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称「こち亀」)
平成2年に発売された第68巻の著者コメントには、こんなことが書かれていました。
ビデオカメラがどんどん小型軽量になり、価格も安くなったため、誰でも気軽に使うようになった。
旅行先で、ビデオカメラとカメラを両手にかわるがわる映している姿を見かける。
この二台を一台にしたら、便利だと思う。
デジタル高画質、プリンター機能もつけば、その場で写真も見られる。
今に、そのカメラにTV、電話、FAX……という多機能が登場するかも……
「こち亀」の主人公・両津勘吉は、様々な分野で最先端情報を作中で紹介することも多かったのですが、それも作者の秋本治さんの時代を先読みする豊富な知識があってこそでしょう。
平成2年に「予言」したことは、現代ではスマホの普及で当たり前となりましたね。
平成の30年間で消えた職業
そんな中、技術革新の結果、消えてしまったものもあります。
大正大学地域構想研究所の中島ゆき主任研究員は、5年に1度行われる国勢調査で使われる職業分類をもとに、平成の約30年間で仕事の職種にどのような変化が生まれたのかを調べたそうです。
すると、平成2年と平成27年では「タイピスト」「腹話術師」「 キャバレーのレジスター係」「ミシン販売員」 など24の職種が削除されていました。
削除の基準は明示されていませんが、中島さんは「働く人が1200人以下になると、削除されるようです」と話しておられます。
消えた職業からは時代の移り変わりも見えてきます。
昭和時代に「職業婦人」の花形職業だった「タイピスト」は、タイピングのみをする専門職でした。
それが、コンピューターの小型化によって個人所有のパソコンが普及し、タイピングの仕事は減りました。
パソコンの普及前には昭和53年にワープロの発売の影響も大きかったと思います。
テレビ番組で平成から令和への移り変わりが特集されると、証券取引場で多くの人が「手サイン」と呼ばれる方法で株の売買をしている風景が流されることが多いですね。
そこにいる人たちが「場立人」で、注文を受けて売買を仲介する人が「才取人」です。
ネット取引の普及で、ニュース番組で見かけた花形職業も消えてしまいました。
そのほか、商品名を呼びながら豆腐などの品物を売る「呼売人」や「ミシン販売員」も職業分類から消えました。
スーパーやコンビニなどの流通インフラの拡大やネットショッピン グの広がりで、玄関先での販売は少なくなっていきました。
平成が始まったころはあまりクレジットカードも普及しておらず、現金での売買が多かったように思います。
最近は金券ショップの店頭でも「クレジットカードは使えますか?」と聞かれる事が増えた気がします。
平成12年頃からインターネットの常時接続が一般的になり、Amazonや楽天などネット販売業者が一気に成長しました。
「保険料集金人」という職業も削除されていますが、令和時代も現金を徴収する仕事は消えていくのでしょうね。
平成の30年間で新たに生まれた職業
平成で消えた職業があれば、逆に平成で新たに生まれた職業は25種類あります。
なかでも目立つのが「ITサービスマネージャ」「システム保守技術者」「情報ストラテジスト」といったIT関連の職業です。
そのほか、家電製品の説明書などを制作する「テクニカルライター」も登場し、いずれも知識労働の比重が高い「知識集約型」 と呼ばれる分野です。
もう一つ時代を映している職業が、「心理カウンセラー」でしょう。
平成時代では、うつ病やパニック障害、ADHDなど心の病が日本社会で広く知られるようになりました。
教育の分野でも、いじめなど学校生活に不安を抱える子供に対応するため、文部科学省は全公立小中学校にスクールカウンセラーを配置する計画を進めているそうです。
これまで日本では「心理士」や「心理カウンセラー」などの資格がありましたが、平成27年9月9日に公認心理師法が成立し、平成29年9月15日に施行され、わが国初の心理職の国家資格として、「公認心理師」制度が推進されることになりました。
公認心理士とは今の時代の複雑かつ多様化している心の健康問題に対して、他の関係者と連携しながら心理に関する支援を行う国家資格のことです。
国が資格要件を求めたり規制をかけたりするのは、社会のニーズが高まっているということで、日本社会の変化が職業に反映したといえるでしょう。
そのほかにも、「リサイクルショップ店員」「ネイリスト」「レンタカーカウンター係員」なども、新しい職業として生まれています。
令和時代にはどんな職業が増えていき、消えていくのでしょうか?
インターネット上での動画番組を提供するYouTuberは、これまでのエンターテイメント業界とは違う形の職業かもしれません。
職業名としては「動画作成配信者」とかいう感じになるのでしょうか?
YouTubeが始まった時に「個人の作った動画なんて見ても面白いの?そんなん誰が見るの?」なんて思ってた私に先見の明はありませんね。
また社会全体としては、ますますキャッシュレス化が進み、知識集約型の仕事は増えていくでしょう。
一方で、インターネットショッピングが発展すれば、しばらくは輸送業を支える自動車ドライバーのニーズは高まります。
ただ、ドローンや自動運転での配達が実用化されれば、そういった職業も減少してくのかもしれませんね。
令和時代に生き残る為に
令和時代にどんな職業が生まれるのかはまだ分かりません。
それは、これからやってくる時代の変化が決めることになりそうです。
私たち金券ショップでも令和時代に淘汰されないよう金券以外の商材も取り扱っております。
その中のひとつが外貨両替です。
チケットライフの各店舗では日本円から外国通貨へ、外国通貨から日本円へ両替できます。
とっても簡単!チケットライフの外貨両替おすすめポイント
- 券を購入・売却する感覚で、お店で簡単に両替ができます。
- 土曜、日曜ももちろん両替OK!
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注意事項
取り扱い額面は下記表に記載しているものになります。
(取り扱えない旧紙幣もございます)
最新発行紙幣は紙幣鑑定機の仕様変更が完了するまでは取り扱いできません。
在庫状況により、ご希望の券種に沿えない場合がございます。
日本円へ両替できる外貨は、紙幣のみとなっております。
取扱い券種について
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