2017年12月オススメ株主優待銘柄(お米編)


3月と9月に次いで、株主優待が多いのが12月です。4回に分けて12月のオススメ株主優待銘柄を紹介しています。第2回目の今回は、「お米がもらえる銘柄」を紹介していきます。

1.5万円ほどでお米がもらえる「サムシングホールディングス」

12月のお米がもらえる株主優待銘柄、私の注目度第1位は「サムシングホールディングス(1408)」です。

 

住宅向け地盤改良工事や住宅地盤保証事業などを手がける会社です。
 
2016年のシノケングループとの提携によって、受注案件が増加に向かっています。
 

シノケングループ、サムシングHDと資本業務提携
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGXLASDZ12IH1_S6A910C1TJC000&scode=8909&ba=9

 
「サムシングホールディングス」の株主優待は100株以上保有でもらえる「おこめ券」です。
 
100株以上保有で2kg分、500株以上で5kg分がもらえます。
 
私の注目の理由はなんと言っても優待獲得のための「最低投資金額の低さ」です。
 
2017年10月後半現在で「サムシングホールディングス」の株価は498円、優待獲得最低額は5万円弱となっています。
 
ただし配当がないことには注意が必要です。

2.VRにも強い「アマナ」

12月のお米がもらえる株主優待銘柄、私の注目度第2位は「アマナ(2402)」です。
 
「アマナ」はCG制作、web販促に強みを持つ広告会社です。
 
また、現在話題のバーチャル・リアリティにも進出しています。
http://amana.jp/service/detail_35.html
 
いわゆるVR関連銘柄のひとつですね。
 
「アマナ」の株主優待は100株以上保有でもらえる「北海道東川町産新米2kg」です。
 
さらに1年以上3年未満継続保有の株主には2kgが、3年以上は4kgの新米が追加されるため、長期保有が有利な銘柄です。
 
2017年10月後半現在で「アマナ」の株価は915円、優待獲得最低額は9万円程となっています。

3.介護ロボットに注目の「ソルクシーズ」

12月のお米がもらえる株主優待銘柄、私の注目度第3位は「ソルクシーズ(4284)」です。
 
「ソルクシーズ」はシステムインテグレーター・ソフトウエア開発を手がける会社です。
 
特に、介護ロボットにも進出しているのは注目です。
 

環境も生活リズムも見える化!まるで同居してるみたいな見守り支援システム「いまイルモ」|株式会社ソルクシーズ
https://kaigorobot-online.com/contents/22

 
センサーを駆使することで、離れた所からでも見守りが可能になるとのことで、なかなか面白いですね。
 
「アマナ」の株主優待は200株以上保有でもらえる「コシヒカリ米」です。
 
200株以上保有で2kg、1,000株以上で5kg、10,000株以上で10kg分がもらえます。
 
2017年10月後半現在で「ソルクシーズ」の株価は834円、優待獲得最低額は16万円台半ばとなっています。

4.山口県に新工場用地を取得「アグロ カネショウ」

12月のお米がもらえる株主優待銘柄、私の注目度第4位は「アグロ カネショウ(4955)」です。
 
「アグロ カネショウ」は農薬の製造・販売を手がける会社です。
 
2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故によって、福島工場が操業停止となってしまいましたが、今後の更なる事業拡大に向けて、山口県に新工場用地を取得しました。
 

固定資産の取得に関するお知らせ
http://www.agrokanesho.co.jp/ir/files/index_20170908_0.pdf

 
今後の成長に期待ができそうです。
 
「アグロ カネショウ」の株主優待は100株以上保有でもらえる「おこめ券」です。
 
これまでは100株以上保有で2kg分だけだったのですが、今後は1年以上継続保有の場合2kg分追加となります。長期保有が有利な銘柄ですね。
 
2017年10月後半現在で「アグロ カネショウ」の株価は2,008円、優待獲得最低額は20万円程となっています。

5.米とともに歩んで百数十年「木徳神糧」

12月のお米がもらえる株主優待銘柄、私の注目度第5位は「木徳神糧(2700)」です。
 
米穀事業、飼料事業、コメ加工食品事業などを手がけている会社で、海外販路も拡大しています。
 
米卸の業界でのシェアは「木徳神糧」は国内2位です。
 
ちなみに1位は「神明」、3位は「全農パールライス」です。
 
神明もパールライスも非上場なので、米卸業方面に投資したい場合に「木徳神糧」はその有力な選択肢のひとつとなります。
 
余談ですが、業界1位の「神明」という会社はM&Aなどで様々な外食に出資していることで有名です。
 

スシロー・元気寿司の統合仕掛ける創業115年企業の買収戦略
https://www.businessinsider.jp/post-105394

 
さてそんな「木徳神糧」の優待ですが、米卸大手にふさわしく、1,000株以上保有でもらえる3,000円相当の米穀製品となっています。
 
詳細は不明ですが、過去のデータを見る限りではお米や赤飯などがもらえていたようです。
 
2017年10月後半現在で「木徳神糧」の株価は697円、ただし1,000株以上保有が条件ですので、優待獲得最低額は70万円程となっています。
 
以上、2017年12月のお米がもらえる注目優待銘柄でした。株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。