映画「ブラックスキャンダル」

こんにちは、荒堀です。

 

先日、大物元プロ野球選手が覚せい剤取締法違反で逮捕されました。

 

2014年3月には週刊誌で「薬抜き入院」と報道されたりして、以前からいろいろ黒い噂はありましたが、まさか本当に覚せい剤を使用していたとは思いませんでした。

 

最近はお遍路として四国八十八カ所の霊場を巡る姿が話題になっていたので非常に残念です。

 

彼の生涯獲得年俸は約50億円とか、ほかにCM契約などで数億円の副収入があったとされるので、彼の「カネ」に群がる悪い人も多かったのかもしれませんね。

 

今回ご紹介する映画は、そんな悪い人達の実話「ブラックスキャンダル」です。

 

 

「ブラックスキャンダル」ってこんな映画

 

black mass

 

この映画は2011年に逮捕されたボストン暗黒街の大ボス(ジェームス・”ホワイティ”・バルジャー)が主人公です。

 

この凶悪犯は2000年頃のFBI全世界指名手配でオサマ・ビンラディンの次に懸賞金が高かった大犯罪者です。

 

当時の懸賞金の額はなんと2億4000万円!

 

そんな凶悪犯でもあるギャングの大ボスを主人公とした本作品はスコット・クーパー監督曰く、ただのギャング映画ではなく「人間ドラマ」だそうです。

 

ギャング同士の抗争や銃撃戦をメインとした映画ではなく、ジェームス・”ホワイティ”・バルジャーがどんな人物で、どんな出来事があり、何故こんなにも有名な凶悪犯となったのか人物に深く入り込んだドラマになっています。

 

 

「ブラックスキャンダル」あらすじ

 

「ブラックスキャンダル」予告

 

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「ローン・レンジャー」のジョニー・デップが、FBIの最重要指名手配犯となった実在する伝説のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを体当たりで熱演し評判を呼んだ衝撃の実録犯罪ドラマ。ボストンを舞台に、極悪非道なバルジャーとFBI捜査官の間で交わされた禁断の密約の実態と、次第に狂気が暴走していくバルジャーが手を染めた恐るべき悪行の数々を描き出す。共演はジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ。監督は「クレイジー・ハート」「ファーナス/訣別の朝」のスコット・クーパー。
1975年、サウスボストン。アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。一方、弟のビリーは、州の有力政治家として活躍していた。そこに、バルジャーの幼なじみジョン・コノリーがFBI捜査官となって戻ってきた。折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に掲げており、功名心にはやるコノリーは、バルジャーにある提案を持ちかける。それは、バルジャーがFBIの情報屋となり敵の情報を流す代わりに、FBIは彼の犯罪を見逃す、という驚愕の密約だったのだが…。

<allcinema>

 

「ブラックスキャンダル」から学ぶビジネスで役立つスキル

 

本作品の主人公ジェームス・バルジャーは警察やFBIの捜査をくぐり抜け、長い間裏社会に帝王として君臨してきました。

 

犯罪者という点では決して褒められた存在ではありませんが、彼の立ち振る舞いからは我々一般人にも学ぶべきビジネススキルがあると思うのでご紹介します。

 

沈黙を使いこなす

silence

 

日本人の慣習から「奥ゆかしい方が美徳」というイメージもありますが、自分の考えをきちんと述べることや、持っている有用な情報・知識を積極的に共有することのほうが、会議全体からみても効率的で、会議で発言の多い人は、賢く有能な人だという評価を受け易いと考えられています。

 

しかしどんな発言よりも効果的な「沈黙」もあります。

 

あえて黙ることで、存在感や威圧感を増幅させる、そこから発する言葉には重みがあります。

 

例えば、作品中バルジャーは料理に使っている秘伝のソースのレシピを自慢する男に対し、重い「沈黙」を破って一言発します。とたんに男は窮地に陥りパルジャーの手のひらで転がされることになるのです。

 

その場を支配する「沈黙」是非会議の場で活用してみてください。

 

「NO」とは言わせない指示の方法

no

 

バルジャーの部下は彼の指示に決して「NO」とは言いません。

 

それは単に彼が恐ろしいという事もありますが、それ以上に指示が的確です。

 

例えば、作品中バルジャーは部下に仕事を指示する時には、単にやってほしい事を伝えるだけでなく、「なぜ、いつまでに、どうのようにやるべきか」を伝えます。

 

的確な指示を出す事で認識の食い違いをなくし、部下も納得して仕事ができます。

 

部下に決して「NO」と言わせない方法とは、単に威圧的な態度で指示するのではなく、丁寧で簡潔なコミュニケーションが必要になります。

 

 

「ブラックスキャンダル」を観るならイオンシネマ&松竹系映画館共通チケットで

 

現在チケットライフ各店舗に「ブラックスキャンダル」の映画前売り券はございませんが、イオンシネマで利用できる共通チケットを1,430円で販売しております。

 

是非、映画をご覧になる前に一度お店にお立ち寄りください。

 

草津イオンシネマの上映スケジュール

http://cinema.aeoncinema.com/wm/kusatsu/

近江八幡イオンシネマの上映スケジュール

http://cinema.aeoncinema.com/wm/oumihachiman/

 

これまでも作品ごとに全く異なる顔を見せてきたジョニー・デップが、本作では薄毛オールバックに革ジャン姿で冷酷なギャングを怪演しています。

 

私も将来おでこが広くなった時はこのスタイルを参考にしたいと思います。