先日、テレビのバラエティ番組で、俳句が添削をされているのを見ていて、
紫陽花のことを、別名「よひら」と言うのを知った自販機部門Mです(^-^)
花弁が四片あることからだそう。一般に花びらに見えているのは萼(がく)で、
調べてみると、花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」とも
呼ばれるよう。雨でうっとうしいこの季節、その姿を見ると、ふと心が
和みます。
話しは変わりますが、先週で熊本地震から2ヶ月がたちました。
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
また、今年の熊本のことでさえも、次々と流れてくるニュースの中に埋もれていく中、
東日本の震災のことは、さらに報道される機会も減ってきましたが、その傷が
癒えたかと言うと、まだまだ大変なことも多いようです。
ハマナスの挑戦
この間、友人を介して、一人の女性と出会い、そのことに思いをめぐらせる機会を戴きました。
長澤京子さん…「被災地・石巻市にハマナスを復活させて、商品化し、被災者に生活の糧を!」
と、頑張っておられる方で、今、その基金に賛同して下さる方を募っておられます。
もし少しでも興味を持っていただけましたら、こちらへよろしくお願いいたします。
※カウントダウンのクラウドファンディングで、
この終了日は、来月、7月13日(水)です!
サポートしていただくと、金額に応じて、リターンもあります。
基金の詳細は、上記リンク先にあるのですが、お会いした時のお話も含め
これより、一部ご紹介したいと思います。
長澤さんは、今年、滋賀県から宮城県に移住されました。
東日本大震災の翌年から、ボランティアで石巻市に入っておられ、
その体験から、被災者の精神的ケアや、農業などかつて従事していた仕事面での復旧の必要性
を強く感じたとのこと。…津波をかぶり、塩害にあった土地の塩抜きなどは、なかなか進まないようです。
長澤さんは、中学・高校の教員を退職後、植物療法士の資格を取得、
大津市民病院緩和ケアで、アロマオイルマッサージのボランティアを10年以上実施、
また、伊吹山の薬草の研究などもされています。
そこで、今回のハマナス基金を思い立たれました。
お目にかかった時に、こちらの手作りの冊子をいただきました。
<基金の目的>
”東日本大震災の津波被害で植物が作れなくなった塩害の土地に、
もともとあった「シロバナハマナス」を再生しようと考えました。
現在、試験的に畑をつくって栽培していますが、満潮時には、
潮があがってきて、既に3年が経過していますが、大きくなりません。
そこで、山の斜面にハマナス畑をつくろうと、間伐を進めています。
今年の夏には、花を加工して、お茶をつくる予定です。
さらに将来的には、加工して商品化し、被災者の収入源の一部に
なればいいなと思っています。 ”
(サポートへのリターンの内容、や、これまでのストーリー、
活動内容、参加方法、他、詳細すべて
上記「ハマナス基金」のリンク先にあります。)
かつて石巻市尾ノ崎では、観光地図にも掲載されるほどシロバナハマナスが
群生していました。
ハマナスは、生活習慣病のサプリの原料にもなるバラ科の植物で、
化粧水や石鹸、ジャムなど、薬草を研究しておられた長澤さんには
色々アイデアが浮かんできたそうで、商品化が楽しみです。
実際お会いしてみて、とても温かいお人柄で、優しいだけでなく
自分の足で、どんどん進んでいかれる行動力のある、とても
素敵な方、という印象でした。
気さくにお話でき、私がもらった冊子は、写真の通り、
見出しが上手く出るように、作られているのですが、
これは、パターンがあって、LibraryNAVIと文字を
入れることで、非営利なら、誰でもこれを作っていいんですよー♪
とか教えてもらったりもしました。
ご縁があって、この様な活動を知り、気持ち少しでも関わらせてもらったことを
ありがたく思います。いつの日か、ハマナスのだんだん畑を見てみたいなあ…。
自分は、これと言ったボランティア活動の経験もなく、
えらそうなことは、何ひとつ言えないのですが、今回の出会いを通じて、
改めて、例えば、折にふれ、少しでも関心を持つ、など、
一人一人が、それぞれに出来ることをやれれば…と思いました。