今月末をもって・・・

チケットライフ会長です❗️
いつもスタッフブログを拝見頂きまして
誠にありがとうございます😊

 

朝晩が過ごしやすくなり秋の季節を思わせる
今日このごろです(^^)

 

盛り上がったオリンピック、パラリンピックが終わり
一年 の4分の3が間も無く過ぎようとしており
何か少し寂しさを感じているのは私だけでしょうか?

 

今月末をもって無くなっていくものがあります…

 

ICOCAエリア内の在来線回数券の一部が9月末をもって
発売が終了となります。
JR西日本では、ポイント付与率を上げICOCA利用を推進
するとのことですが、在来線回数券を利用する人にとって
おそらく殆どの人が実質値上げを感じてしまう改正であります!

 

一例を挙げると…
草津ー京都を頻繁に利用する人がいたとします。

 

今までは草津ー京都(JR定価420円区間)の回数券1冊4,200円÷11枚=381.81円
で片道利用が出来ます。
10月以降、草津ー京都をICOCA利用をした場合1ヶ月間内に
11回目以降でないとポイントが付与出来ず1ヶ月間内に
26回以上利用しないと1回当たりが381.81円以下には
ならないのです。

1ヶ月(1日〜月末日でカウントするので注意)で同金額区間を
26回以上乗車しないとお得にはなりません…
同一金額区間で乗車回数をカウントされるメリットはありますが、
今まで回数券(3ヶ月で11枚)を自己消化されていた方の何割が
ポイント付与される乗車をすることができるでしょうか?

 

個人の利用でも難がありますが、企業での通勤交通費管理にも大きな影響があります。

 

デジタル管理は災害に弱く、必ずしも全てをデジタル・チケットレスに
することが最善とも言えない側面があります。

 

全国一律で設定している企画切符ではない在来線回数券の一部地域の廃止は、不公平感も感じられます。

 

回数券の廃止は企業側・利用者側にとってメリット・デメリットがある中、
利用者に対して影響が少ないように
IC利用促進と回数券存続の2本立て対応されているJR東日本様の方式もあります。

 

輸送業者様・旅行業物様にとっては
コロナ禍において利用が減り、収入減で大変な赤字が
出ていることは承知しています。

 

できることであれば、JR西日本様においても2本立ての対応をしていただけることを願っておりましたが、
民間企業として苦渋の決断だったとも察します。

 

今回のICOCAエリア内の在来線回数券の一部発売が終了は
収支が合うように実質値上げを行うことなどの収益構造の改革の一環で、
固定費割合が非常に大きい民間企業ということも理解はしておりますが、
公共交通機関として、国民の生活基盤に支障が出ないように
政府が全面支援などして体制維持ができなかったのかと思ってしまいます…

 

今回のことを理解出来る一般人はなかなかいないと
思いましたので、商売上この仕組みを理解している
私が代表して物を言わせて頂きました。

 

チケットライフでは10月以降についてもお得な切符を
売り続けていく(販売方法の変更有)所存でございますので
ご利用をお待ちしております^_^