春の火祭り

先日ようやく自治会長の引継ぎを終え、ほっと一息つ

いている自販機部門Mです。ただ他の役員さん達は、

1年でお役ご免なところ、会長だけは顧問として

あと1年居残らねばならず、嬉しさも半ばと言った

ところです(^o^;)

 

左義長

 

会長の任期がちょうど終わりを迎える頃、某民俗学

研究機関より、とあるアンケート依頼が参りました。

貴自治会では左義長を行っていますか?

 

左義長自体を知らなかった私は、はて?と調べてみる

と、一般的には小正月に行われる火祭りで、その年に

飾った門松や書初めを持ち寄って焼いたことからきて

いるお祭りの様。

 

たまたま先月、近江八幡の友人とそんな話をしていた

ら、丁度そこでは、3月に左義長祭りが行われ、ちょ

っとユニークとのことだったので、まあ自分の自治会

のアンケートとは、何の関係も無かったのですが(^o^;)、

これも何かのご縁…と、仲間と見に行ってきました。

 

”近江八幡の左義長まつりは、ダシと言われるその年の

干支にちなんだ飾り物(五穀や海産物等すべて自然物

で飾る)を付け、松明の頭に赤い短冊をつけた5 – 6

メートルの竹を差して練り歩く祭礼である。地区毎に

左義長を持ち、町中で左義長同士が出会うと、ぶつけ

合う喧嘩が始まる。最終日の夜には担ぎ棒を除いて

全て燃やしてしまう。国選択無形民族文化財に選択

されている。”(中略あり)~wikipediaより

 

説明の通り、ダシには今年の干支、イヌがあしらわれ

ていました。この干支の作り物は「むし」と呼ばれ

素材が穀物(大豆、黒豆、小豆、胡麻等)や海産物

(鰹節、昆布、するめ、干魚等)の食べ物で、作られ

ているそう。

 

ダシどおしが喧嘩しあうように、にらみ合い。

なかなかの熱気でした。ダシコンクールの

優勝目指して、年明けから準備にかかるそう。

 

最終的に、みな燃やされるのですが、投票で

残念な結果だったものから、ということで。

良かったものほど、長く見られる訳ですが、

それにしても、差があってもわずかな時間で、

どのダシも燃やされるとわかっているのに、

コンクールぎりぎりまで、調整されていたり

すごい情熱だな…と思いました。

 

この時季、八幡には春の3大火祭りがあるそうです。

上記の左義長まつり、八幡まつり、と、篠田の花火。

左義長まつり、八幡まつりは、今年は終わりましたが、

篠田の花火は例年5月4日開催(雨天時は翌日)

のようです。

お越しの際には、ぜひ当店のお得なチケットを

ご利用下さい。