印象に残った映画

仮想通貨で破産しかけました、万年日焼け野郎です。

 

今日は、2017年に日本で公開された印象に残った(おすすめ)を2本紹介したいと思います!

 

まず一つ目は、

「ハクソー・リッジ」です。

 

WW2時の良心的兵役拒否(この映画の場合は熱心なカトリック信者であり、銃を持つことは自分の良心が許さない/キリスト教(聖書)では殺人は一番重い罪とされる)を取り巻く問題を背景に、銃を持たない衛生兵として主人公がハクソーリッジ(沖縄・前田高地)で大活躍する戦争映画です。(実話)

とにかく、ありえないほど味方を救います。

通常は、負傷してもう助かる見込みのない兵士を助けるよりは、軽症で助かる見込みのある兵士を助けるのが当時の衛生兵の基本だったようですが、

主人公は敵味方関係なく、かたっぱしから救っていきます。

てか、なんだよこのポスター。

「世界一の臆病者」!?

このポスターを作成した人はこの映画をみたのでしょうか。。

どこが臆病者なんだよ。ふざけるな。

それよりか明らかに他の兵士より勇敢だろう!

沖縄の旧日本軍が玉砕してくる中、味方が撤退しても負傷兵を一人孤独に救い続けるのです。

銃を持たないから臆病者!?ふざけるな。

 

もう一つは、「ドリーム」です。

 

 

1960年代、アメリカではまだまだ黒人差別が当たり前の時代。

バスの乗る場所は違うし、トイレも白人と黒人で分けられる。

そのような中アメリカはソ連との冷戦/宇宙開発競争へと突き進んでいきます。

ソ連が人類初めての有人宇宙飛行をしたのは有名ですが、

アメリカではそれに遅れてすぐに、マーキュリー計画という有人飛行が行われました。

当時はコンピュータもまだまだ今のように進歩していない時代。

計画を遂行するには計算係の頭脳がすべてでした。

その計算係の中で特に優秀だったのは黒人女性3人だったのです。

黒人かつ、女性という当時では一番弱い立場だった人間が、

実はNASAの頭脳の中枢であったとは驚きです。

能力は高いのに、黒人であるからという理由で大きな仕事を任せてもらえなかったり、

管理職になれなかったり、

大学に行けなかったり。。

そのような環境でも挫けず、努力し続けた3人の女性の話、マーキュリー計画の話です。

未だに人種間のいがみ合い、差別が残る世界で生きる人間として必ず観るべき映画だと思います。

人種問題に疎い日本が世界から取り残されないためにも。

 

上記の映画は残念ながら公開は終了していますが、

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万年日焼け野郎最後のブログ。