「相場格言」を知って株主優待ライフを豊かに!


世の中にはさまざまな格言やことわざがあります。人のためになるもの、戒めとなるもの、古くからの習わしや言い伝えに基づいたものなど、数え切れないくらいありますね。小学校の頃にはすでに国語の授業で学ぶため、格言やことわざは大変身近な存在でもあります。

 
そんな格言やことわざは、もちろん投資の世界にも。「相場格言」と呼ばれ、古くから投資の世界で使われているものです。これまでもたびたび、相場格言をご紹介してきました。そこで今回も、たくさんの相場格言のなかからいくつかピックアップしてご紹介します!

 
株主優待ライフを満喫している人々は、その前提として株式投資が必要です。すでに株式投資をおこなっている人は再確認を、これから株式投資を始めようという人や、始めたばかりの人は今後のために! さまざまな格言やことわざを知って、株主優待ライフを豊かにしてくださいね。

成功もあれば失敗もあるのが投資、だからこそ「相場格言」!


「相場格言」には、古くから投資の世界で語り継がれているものが多くあります。明らかに「投資に関するもの」もあれば、ことわざなどを投資の世界に当てはめて喩えるものなど、バリエーションはとても豊富。

 
投資は成功もあれば、失敗もあります。誰もが山あり谷ありの投資ライフを送るなか、ときには「相場格言」に救われることも。そこで今回ご紹介するのは、次の3つ!

 

  • 相場は相場に聞け
  • 買いたい弱気、売りたい強気
  • 売り買いは腹八分

 
それぞれ見ただけで意味がわかる、とてもシンプルなものばかりです。シンプルだからこそ、投資には必要な格言でもあります。

相場格言「相場は相場に聞け」

「相場は相場に聞け」、まさにそのとおりの言葉です。「この銘柄はこれから暴落するだろう」、または「上がっていくことだろう」と予測を立て、売り買いのタイミングを迷いながら見守ることもあるでしょう。そういったときほど、何らかの理由があるもの。たとえば「出した商品が大ヒットした」、「ライバル会社に先を越される事案があった」など。

 
一見すれば株価に大きな影響を与えそうな出来事でも、実際の相場が本当に動くかどうかはわかりません。相場は相場に聞け、つまり相場の動きをしっかり見据え、その流れに対応していくことが大切なのです。

相場格言「買いたい弱気、売りたい強気」

「上昇傾向にある銘柄を買いたいが、そろそろ調整が入るかもしれない」、「下降傾向にある銘柄を売りたいが、そろそろ調整が入るかもしれない」、そんな思いに振り回され、チャンスを逃した経験がある人もいるのではないでしょうか。

 
どのタイミングで買うのか、売るのかを決めるのは、投資をしている自分自身。「相場が下がるかも、調整が入るかも」といった「~するかも」といった思いに囚われてはいけないという、戒めの格言です。

相場格言「売り買いは腹八分」

腹八分、これは食事においても大切な言葉ですね。満腹になるまで食べ過ぎても、全く食べないでいるのもよくありません。それは株の売買にも言えることです。「最高値で売ろう!」「最安値で買おう」と欲を出すのではなく、適度なタイミングで売買をする。つまり、投資は腹八分で止めておくべきという格言なのです。

 
またこの格言にはもうひとつの意味があります。それは「投資額を腹八分にしよう」というもの。全財産を使い切るのではなく、余裕を持った投資をするべきという格言でもあるのです。

 
相場は「生き物」ですので、狙いすぎたり全財産を放出してしまうと、大きな損失を出したときに取り返しがつかないことになります。なにごとも、ほどほどが一番ですね。

 
同様の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」があります。

過去にご紹介した相場格言も要チェック!

以下は過去にご紹介した相場格言の一覧です。これらの格言もチェックしてみてくださいね!

 

株式投資で迷いや焦りがあったら、相場格言で深呼吸!


株式投資をする際には、迷うことや焦ることがたくさんあることでしょう。そんなときは自分の状態に合う「相場格言」を探してみましょう。そして相場格言を言葉に出して、深呼吸! 落ち着いた気持ちで、再度相場を見直せるといいですね。

 
今回ご紹介した3つの格言は、たくさんある相場格言のごく一部にすぎません。世にあふれるたくさんの相場格言を、これからもたびたびご紹介していきたいと思います。「相場格言」を知って、株主優待ライフをより豊かなものにしてくださいね。