9月に権利確定する銘柄の中からお米がもらえる株主優待銘柄をピックアップし、最低投資金額順に並べてみました。こちらで効率よくお米をゲットできる銘柄を発見できますよ。
1.成長著しい「ティア」
9月に権利確定するお米がもらえる銘柄の中で、最低投資金額の低さで第1位になったのは「ティア(2485)」です。
名古屋を地盤に「葬儀価格の完全開示」「適正な葬儀費用」を提唱している葬祭業の会社です。
高齢社会となった日本において、需要が高まらざるを得ない業種で、今後の成長が見込まれます。
実際に既にこれまでもかなりの勢いで成長して来た実績がある会社です。
「ティア」の株主優待は100株以上保有でもらえる「米3kg」です。
ちなみに米の銘柄は年によって違いがあります。2015年は「北海道産ゆめぴりか」、2016年は「長野県産こしひかり」でした。
「ティア」の株価は2017年7月後半現在で799円。
お米3kgを手に入れるための最低投資金額は8万円ほどになります。
2.割安な「キムラユニティー」
続いて、9月に権利確定するお米がもらえる銘柄の中で、最低投資金額の低さで第2位となったのは「キムラユニティー(9368)」です。
愛知県地盤のトヨタの部品包装を主力とした会社です。自動車整備、保険、自動車リース、カー用品販売なども手がけています。
2017年7月後半の現在でPBRは0.56倍でなかなかの割安水準にあります。
「キムラユニティー」の株主優待は100株以上保有でもらえる「おこめ券」2kg分です。
なお、500株以上保有で3kg分、1,000株以上保有で5kg分、さらに2年以上保有の場合2kg分が追加されます。
「キムラユニティー」の株価は2017年7月後半現在で1,168円。
おこめ券2kg分を手に入れるための最低投資金額は11万円台後半になります。
3.非常用浄水装置エモータブルの「前澤化成工業」
続いて9月権利確定のお米がもらえる銘柄、最低投資金額順第3位は「前澤化成工業(7925)」です。
上・下水道関連製品及び環境機器製品の製造・販売を手がけている会社です。
災害時にも安心で安全な「飲料水」を確保できる「非常用浄水装置エモータブル」が話題になりました。
電源不要で川の水を飲料水に 前澤化成工業、逆浸透膜で細菌やウイルス除去
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2572
>前澤化成工業は、川などの水を飲料水にできる非常用浄水装置「エモータブル」の販売に注力する。災害時など停電になった時でも使える手動式ポンプでさまざまな水源から水を取り込んで、飲料水を作ることができる。コンパクトなので保管場所をとらない。
「前澤化成工業」の株主優待は100株以上保有でもらえる「新潟県産コシヒカリ新米」3kgです。
「前澤化成工業」の株価は2017年7月後半現在で1,233円。
新潟県産コシヒカリ新米3kgを手に入れるための最低投資金額は12万円強になります。
4.こちらも割安な「オーハシテクニカ」
9月権利確定のお米がもらえる銘柄、最低投資金額順第4位は「オーハシテクニカ(7628)」です。
自動車関連部品等の設計開発・製造・販売や物流業務、輸出入業務を手がけている会社です。
2017年7月後半の現在でPBRが0.81倍で割安水準にあります。
「オーハシテクニカ」の株主優待は100株以上保有でもらえる「おこめ券」1kg分です。
「オーハシテクニカ」の株価は2017年7月後半現在で1,417円。
おこめ券1kg分を手に入れるための最低投資金額は14万円強になります。
5.成長に期待「オーシャンシステム」
9月権利確定のお米がもらえる銘柄、最低投資金額順第5位は「オーシャンシステム(3096)」です。
新潟を地盤に食品スーパー「チャレンジャー」や、業務スーパーを展開している会社です。
また「ヨシケイ」の名称で食材の宅配サービスも手がけています。
さらに「定食屋米どころん」も展開、様々な業種に事業を拡大しており成長が期待されます。
個人的に、こういう地方発のスーパーは大手にない良さを持っていることも多く、注目すべきだと思っています。
「オーシャンシステム」の株主優待は200株以上保有でもらえる新潟県魚沼産コシヒカリ3kgです。
「オーシャンシステム」の株価は2017年7月後半現在で966円。
新潟県魚沼産コシヒカリ3kgを手に入れるための最低投資金額は19万円強になります。
以上、2017年9月に権利確定する銘柄の中からお米がもらえる株主優待銘柄をピックアップし、最低投資金額順に並べてみました。
株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。