そのままかけてもよし。隠し味に使ってもよし。食卓の強い味方になってくれるのが、マヨネーズやドレッシング、そしてソースやケチャップです。今回はマヨネーズ・ドレッシング・ソース・ケチャップがもらえる株主優待を紹介します。
1.マヨネーズがもらえる株主優待
まずはマヨネーズです。マヨラーという言葉にも象徴されるように日本人の多くはマヨネーズが大好きなようです。
マヨラーの皆様の中で聖地とあがめられている場所が「マヨテラス」です。
https://www.kewpie.co.jp/mayoterrace/
こちらは「マヨネーズにまつわる様々な情報や話題を体感しつつ楽しく学べる施設」とのことです。
そのマヨテラスを運営するのが、言わずと知れた「キユーピー(2809)」です。
マヨネーズ・ドレッシングで国内首位のメーカーで、業績も増益を続けており、配当も増配が続いています。
「キユーピー」は、日本で初めてマヨネーズを製造販売した会社ですね。
マヨラーの皆様に中にはキユーピーマヨネーズ以外は認めない「キユーピーマヨネーズ絶対主義者」もおられるとか。
そんな「キユーピー」の株主優待は、3年以上継続保有でもらえる自社グループ商品詰合せ(マヨネーズ・ドレッシング等)です。
100株以上保有で1,000円相当、500株以上で2,000円相当、1,000株以上で3,000円相当分のマヨネーズ・ドレッシングなどがもらえます。
2017年5月後半現在で「キユーピー」の株価は2,900円弱で、優待獲得最低額は30万円程となっています。
一方、マヨネーズ業界2位に位置して、業務用を中心に展開している会社が「ケンコーマヨネーズ(2915)」です。
グループ経営方針として、「サラダが主役、サラダが主食、サラダが食卓の王様になれる企業作りを目指している」と掲げられているように、サラダにこだわった会社です。
今年2017年は同社の開発した「ロングライフサラダ」の40周年キャンペーンが行われています。
「ロングライフサラダ」は冷蔵庫で30日から60日保存可能な業務用のサラダで、総菜パンなどに使われています。
このキャンペーンの効果もあり、営業増益が続いています。
こちらの「ケンコーマヨネーズ」の株主優待も自社製品(マヨネーズ・ドレッシング)です。
100株保有以上で1,000円相当、1,000株以上保有で2,500円相当のマヨネーズ・ドレッシングがもらえます。
2017年5月後半現在で「ケンコーマヨネーズ」の株価は2,900円程で、優待獲得最低額は29万円程となっています。
2.ドレッシングがもらえる銘柄
私が個人的に愛用しているドレッシングは、「理研ビタミン」の「ノンオイル 青じそ」なのですが、その開発について書かれた記事を見つけました。
「ノンオイルスーパードレッシング<青じそ>」-脇役として開発された調味料が新しい市場を創った|飲食品でヒット商品をつくる
http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/entry/2010111504.html
>「弊社のわかめなどの海草商品をお客様においしく召し上がっていただきたい。それがノンオイルドレッシングの発想の原点でした。実は最初からドレッシングをつくろうと開発した商品ではなかったのです」
今では当たり前のような商品ですが、発売当初はかなりインパクトがあったのを記憶しています。
そんな青じそドレッシングを開発した会社である「理研ビタミン(4526)」は、海藻、ドレッシングなどを扱う食品メーカーです。
「理研ビタミン」の優待は、「自社関連商品」です。
100株以上保有で1,000円相当、500株以上で2,000円相当、1,000株以上で3,000円相当、3,000株以上で4,000円相当がもらえます。
また、3年以上継続保有によって優待品の相当金額がグレードアップします。
過去の優待商品では「ふえるわかめちゃん」や「わかめスープ」に加えてドレッシングも、もらえたようです。(「青じそ」とは限らないようですが。)
2017年5月後半現在で「理研ビタミン」の株価は4,200円台後半で、優待獲得最低額は43万円弱となっています。
それから、「ピエトロ(2818)」は、野菜用ドレッシングを収益の柱としつつ、パスタソースや、冷凍食品の分野にも進出している食品会社です。
こちらの会社のドレッシングも美味しいですね。
「ピエトロ」の優待は「自社商品詰合せ(ドレッシング等)」です。
100株以上保有で1,000円相当、500株以上で2,000円相当、1,000株以上で3,000円相当分がもらえます。
2017年5月後半現在で「ピエトロ」の株価は1,600円程で、優待獲得最低額は16万円程となっています。
価格帯としては買いやすい銘柄ですね。
3.ソースやケチャップがもらえる銘柄
「ブルドックソース(2804)」は、ソース最大手。関東で高いシェアをもっています。
ソースは地域によってお馴染みのメーカーに違いがあるようですが、実は関西でお馴染みの「イカリソース」は2005年から「ブルドックソース」の傘下に入っています。
「ブルドックソース」の優待は「自社製品(ソース・調味料)」です。
100株以上保有で1,000円相当、400株以上で3,000円相当分がもらえます。
過去の優待ではお好みソースや焼きそばソースなど各種のソースや、個性的な調味料類がもらえたようです。
2017年5月後半現在で「ブルドックソース」の株価は2,200円程で、優待獲得最低額は22万円程となっています。
最後に「カゴメ(2811)」の優待を紹介します。トマト加工品の最大手の会社ですね。
理念として「食を通じて社会問題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる」ことを掲げていて、CSR活動にも熱心に取り組んでいます。
「東日本大震災被災地支援への取り組みについて」
http://www.kagome.co.jp/company/kankyo/hisaichisien/
「カゴメ」の株主優待は「カゴメ トマトケチャップ」を始めとした「自社商品(食品・ジュース等)」です。
100株以上保有で1,000円相当、1,000株以上で3,000円相当分がもらえます。
2017年5月後半現在で「カゴメ」の株価は3,400円台後半で、優待獲得最低額は35万円弱となっています。
以上、今回はマヨネーズ・ドレッシング・ソース・ケチャップがもらえる株主優待を紹介しました。株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。