JCBギフトカードをはじめとして、いろいろな場所で買い物に使えるギフトカード。人にあげても自分で使ってもよしです。今回は最低投資金額が10万円から20万円の銘柄の中から、株主優待で「ギフトカード」がもらえる銘柄をとりあげてみます。
1.ギフトカードがもらえる銘柄
最低投資金額が10万円から20万円の銘柄の中から、株主優待で「ギフトカード」がもらえる銘柄を、まずは最低投資金額順に並べてみました。(株価は2017年3月17日のものです。投資金額が高いものが上です。)
1.ウェルス・マネジメント(3772) 191,200円 UCギフトカード500円相当
2.ユニリタ(3800) 190,000円 JCBギフトカード2,000円相当
3.AGS(3648) 184,100円 VJAギフトカード1,000円相当
4.ヒト・コミュニケーションズ(3654) 179,400円 UCギフトカード1,000円相当
5.アサンテ(6073) 167,500円 三菱UFJニコスギフトカード1,000円相当
6.プレサンスコーポレーション(3254) 147,500円 JTBナイスギフトカード2,000円相当
7.キューブシステム(2335) 138,200円 JCBギフトカード 1,000円相当
8.ダイイチ(7643) 118,800円 VJAギフトカード1,000円相当
9.天満屋ストア(9846) 104,800円 VJAギフトカード1,000円相当
こういうふうに並べてしまうと、ちょっとわかりづらいですね。500円相当、1,000円相当、2,000円相当が混在してしまっているせいで、どれが本当にお得なのか、混乱してしまいます。
2.効率よくギフトカードをもらうには
今度は「ギフトカード1,000円分をもらうのに必要な金額」ということで換算してみましょう。
500円相当のものは2倍。2,000円相当のものは逆に1/2にしてみればわかりやすくなります。
するとこうなります。
「ギフトカード1,000円分をもらうのに効率の良い銘柄ランキング」
(最低投資金額が10万円から20万円の銘柄)
1.プレサンスコーポレーション(3254) 73,750円
2.ユニリタ(3800) 95,000円
3.天満屋ストア(9846) 104,800円
4.ダイイチ(7643) 118,800円
5.キューブシステム(2335) 138,200円
6.アサンテ(6073) 167,500円
7.AGS(3648) 184,100円
8.ヒト・コミュニケーションズ(3654) 179,400円
9.ウェルス・マネジメント(3772) 382,400円
だいぶわかりやすくなりましたね。
3.各銘柄をチェック
それでは上記のランキングの上位5銘柄について詳しいデータを確認してみましょう。
第1位の「プレサンスコーポレーション(3254)」は、関西中心に投資用ワンルームからファミリー向けの開発・販売に展開する会社です。
私が着目する同社の事業は「シニアマンション事業」です。
http://www.pressance.co.jp/senior/senior.html
少子高齢社会における日本の現状から鑑みれば、この分野は伸びそうですね。
2017年3月半ば現在で株価は1,400円台を抜けて上さらにを目指しそうな勢いを見せています。
第2位の「ユニリタ(3800) 」は独立系ソフト開発会社ですが、コンサル受注を積極化し改善提案でパッケージ拡販を狙っているようです。単なるソフト開発系の企業ではありませんね。
チャートも上昇カーブを描いていて、市場からは成長性に期待を持たれているように見えます。
第3位の「天満屋ストア(9846)」は岡山、広島に展開している老舗百貨店天満屋グループのスーパーです。
広島県で「道の駅びんご府中」の運営に携わるなど地域活性化にも貢献しています。
PBR0.69倍ということで割安水準にあります。
個人的には最近、地方スーパーはまだまだ可能性のある業種だと思っているので、興味深いです。イトーヨーカ堂の持分会社にもなっています。
第4位の「ダイイチ(7643)」もイトーヨーカ堂と資本・業務提携している北海道の食品スーパーです。
「天満屋ストア」もそうなのですが、地方スーパーは大手と組むのか、それとも独自路線で戦うのか、いろいろと判断が必要なのだと思います。
大手の力を借りつつも、「地元ならでは」の何かを打ち出せれば理想的だと思います。
そういった意味で「天満屋ストア」の行っている「道の駅」事業や、「ダイイチ」の行っている、地元レストランのシェフを招いた「ふれあい料理教室」などは大変に重要だと思います。
http://www.daiichi-d.co.jp/contributions
PBRは0.8倍で割安ですが、最近のチャートがいわゆるデッドクロスを描いていることには要注意です。
最後に第5位の「キューブシステム(2335)」は銀行向け、流通向けなどのシステム開発を主業とした会社です。今話題の「ブロックチェーン関連銘柄」でもあります。
市場において時折「ブロックチェーン関連銘柄急騰の日」があったりしますので、その日に備えて持っておくのもありかなと個人的には思っています。
以上、今回は最低投資金額が10万円から20万円の銘柄の中から、株主優待で「ギフトカード」がもらえる銘柄をとりあげてみました。株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。