こんにちは、鉄道マニアの自動販売機部門 コードネーム:Rough river です。
最近、サイバーじいさんと呼ばれている私です。信じるか信じないかはあなた次第!
さて、列車ダイヤが乱れた時に時間に厳しい約束などがあると、さまざまなメディアを使って運行情報を
探すであろう。
かつては、走行中は車掌による車内放送が唯一の情報源であった。
情報の提供が不十分であると乗客のイライラは募り、場合により険悪な雰囲気が漂う事も多かった。
従来の乗客への情報伝達方法
従来JR西日本では、ダイヤが乱れた時の運行情報は乗務員室に設置された列車無線から流れてくる
輸送指令室や旅客指令室からの一斉放送や他の列車の乗務員と指令の間の通信を傍受するか、
直接列車無線で指令に問い合わせることしかできなかった。
また補助的にJR西日本ではスマートフォン(スマホ)を携帯し緊急時のメールを受信した。
列車無線は、車両の乗務員室の他、乗務員詰所、駅ホーム詰所、駅信号所に配置され
駅改札口には、旅客指令の無線機が配置されている。
また運行管理システムが導入される以前から近隣の駅間の列車の在線位置を
表示するモニターが、ホーム乗務員用控室、運転取扱担当の駅員用ホーム控室、
駅信号所などに置かれていて、自分の乗務する電車の現在位置が表示される。
駅や車内のデジタルサイネージ
事故や自然災害によりダイヤが乱れるとかつては駅構内のスピーカや車内放送で
提供される情報が唯一であった。
大規模な事故や台風の直撃のような時には、テレビやラジオによる運行情報が頼りになった。
現在は駅構内には大型ディスプレイにより列車運行情報が提供され、
一般の旅客もスマホやタブレットを使って路線ごとの運行情報を確認することができる。
また運行情報のサイトを使って、乗客が発した twitter でリアルな現場レポートを見ることもできる。
JR各社ともに運行管理システムにより運行にかかわるさまざまなデータをデジタルデータとして
運用している。
そのデータを使ってスマホ用にアプリを公開しており、業務でもデジタルデータを直接手元の
端末で受信して表示することは自然の成り行きである。
JR西日本では、平成24年7月より京阪神エリアの車掌にスマートフォンを配備したが、
平成27年7月から、その更新として iPad に置き換えた。
現在は、個人が運行情報に関する生のデータを取得することができる。
このデータはコンピューターが処理できるデータの意味であり、
これを視覚的に私用可能なデータに加工するプログラムもサンプルが
公開されている。
プログラムに素養のあるものは、誰でもリアルな列車の位置を表示する
アプリを開発することができるのである。