証券会社のサイト等で検索数閲覧数の多い銘柄の中から、私の投資経験上、興味深いと思った注目銘柄を紹介します。今回は1月に権利確定する銘柄からピックアップしていきます。美味しい銘柄、お得な銘柄、興味深い銘柄など様々選んでみました。
1.鳥貴族の食事券
まず、私の注目第1位は「鳥貴族 (3193)」です。
その名の通り、焼き鳥屋「鳥貴族」を展開している会社です。
100株以上で1,000円相当、300株以上で3,000円相当、500株以上で5,000円相当の「優待食事券」がもらえます。
うちの近くにも鳥貴族が出店しています。店舗数の増え方がすごいですよね。
2017年も出店ペースを加速していく方針のようです。
「せっかく優待を手に入れても近くに使える店舗がない」ということを私も経験したことがありますが、「鳥貴族」ならお店を探すにも苦労しないのではないでしょうか。
また全メニュー税抜き280円で提供しているという価格面でも魅力的です。
もともとお安く済むお店で、さらに優待券が使えたらこんなに嬉しいことはありませんね。
2.モロゾフの割引券
続いて、注目度第2位は「モロゾフ (2217)」です。神戸を本拠としたチョコ、洋菓子の老舗です。
1,000株以上保有で、指定店舗や通信販売で利用できる20%割引券1冊(1冊10枚綴)がもらえます。さらにそれが1,000株ごとに1冊ずつ増します。
またそれに加えて、自社オンラインショップ優待割引(20%割引)も、もらえます。
自分で買って食べても良いですが、クリスマスやバレンタイン、誕生日などの贈答用の商品を買うのも良いかと思います。
3.利回り抜群のストリーム
注目優待銘柄第3位は「ストリーム (3071)」です。
PC、家電の低価格販売サイト「ECカレント」を運営していて、ベスト電器とも提携している会社です。また化粧品や健康食品にも進出しています。
こちらの優待は100株以上で、同社のインターネットショッピングサイトで利用できる優待割引券(1,000円)がもらえるのですが、注目すべきはその株価です。
2016年12月半ば現在で130円台です。
ということは、最低投資金額13,000円ほどで1,000円分の割引が得られるというわけです。
これは優待を「利回り」という発想で見るならば、相当効率が良いかと思います。
割引券の使えるサイトは、
掃除機炊飯器デジカメなどを販売しているECカレント
http://www.ec-current.com/
化粧品や健康食品のエックスワン
http://www.x-one.co.jp/
です。うまく使えば、お得な買い物ができそうですね。
4.クオカードならサムコ
私の注目銘柄第4位は「サムコ (6387)」です。
「薄膜技術で、世界の産業科学に貢献する」を経営理念にした、半導体など電子部品製造装置の研究開発型企業です。
100株以上保有で1,000円相当のクオカードがもらえます。さらに2年以上継続保有の場合はそれが2,000円相当になります。
こちらも注目すべきはその株価です。
12月半ばで900円台後半ですので、最低投資金額は10万弱です。
クオカードも500円ではなく、1,000円円分なので、「クオカード利回り」という点で、なかなか割が良いのではないでしょうか。
今後の成長期待の持てる半導体関連銘柄であり、12月半ば現在、チャートもきれいな上昇カーブに入っています。
5.海外旅行が当たるかもしれないクロスプラス
最後に2017年1月の注目銘柄第5位は「クロスプラス (3320)」です。
婦人服製造卸大手で量販店向けトップの会社です。
販売先は、しまむら、イオン、イトーヨーカ堂、平和堂など、お馴染みのお店ですから、皆さんも気づかないうちに同社の商品を着ているかもしれませんね。
こちらの優待は自社グループ商品またはクーポン券。100株以上で3,000円相当、500株以上で5,000円相当、1,000株以上で10,000円相当のものになります。
12月半ばでの株価は600円程ですので、最低投資金額は6万円ほどです。
さらに注目すべきは同社の「特別優待」です。
通常の優待とは別に、株主にファッション事情を理解してもらうため、パリ、ミラノ、ニューヨーク等の視察用に、抽選で10名に30万円相当の海外旅行券が贈呈されます。
これは、なかなか面白い優待ですね。
非常に個性的で魅力を感じましたので、ここに選んでみました。
以上、2017年1月の注目優待銘柄でした。株価自体は日々変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。