10万円以下で購入できる株主優待オススメ銘柄

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株式投資には何百万円もかかると思っている方もおられるかもしれませんが、意外にも10万円以下でも買える株はたくさんあります。今回はその10万円以下で買うことのできる株の中から、株主優待の内容ごとに、オススメ銘柄を紹介してみようと思います。

1.10万円以下で効率よくクオカードがもらえる銘柄ベスト3

株主優待にはいろいろな種類のものがあります。「自社商品の割引券」なども多いのですが、会社としては有望でも、自分がその会社の商品を使うかどうかは別ですよね。

 

そういった意味では気軽にコンビニなどで使えるクオカードは、株主優待の中では、極めて無難な選択肢ということができます。
 
10万円以下で効率よくクオカードがもらえる銘柄ベスト3を選んでみました。
 
まず第1位は「ビーアールホールディングス (1726)」です。こちらは中国、関西地盤のプレストレスト・コンクリート橋梁の会社です。500円相当のクオカードが100株以上でもらえます。2016年11月現在、株価が200円台前半ですので、優待獲得最低額2万円ほどです。ビーアールホールディングスは2016年11月現在クオカードを最も安く入手できる銘柄です。
 
続いて第2位。「日産東京販売ホールディングス (8291)」は日産系最大手ディーラー。500円相当のクオカードが100株以上でもらえます。2016年11月現在、株価が250円ほどですので、優待獲得最低額2万5千円ほどです。
 
そして第3位。「日本和装ホールディングス (2499)」は着物、帯、和装小物などの販売仲介業。500円相当のクオカードが100株以上でもらえます。2016年11月現在、株価が200円台後半ですので、優待獲得最低額3万円弱です。

2.10万円以下で効率よくお米がもらえる銘柄ベスト3

古来、日本人の食と文化を支えてきた「お米」。もちろん株主優待の世界でもお米は人気を誇っています。
 
10万円以下で効率よくお米がもらえる銘柄ベスト3を選んでみました。
 
まず第1位は「小林洋行 (8742)」。こちらは子会社フジトミなどを擁した商品先物会社で、ホテル賃貸や賃貸マンションに注力しています。100株以上保有で、「おこめ券(2kg)」がもらえます。株価は2016年11月現在、200円台後半。優待獲得最低額は3万円弱です。小林洋行は2016年11月現在、お米を最も安く入手できる銘柄です。
 
続いて第2位。「オオバ (9765)」は建設コンサルタント。100株以上保有で、「おこめ券(1kg)」がもらえます。2016年11月現在、株価が400円台前半ですので、優待獲得最低額は4万円ほどです。
 
そして第3位。「TBK (7277)」はトラック、バス用ブレーキで首位の輸送用機器の会社です。100株以上を1年以上継続保有で山形県産米1.3kgがもらえます。2016年11月現在、株価が450円ほどですので、優待獲得最低額は4万5千円ほどです。

3.10万円以下で美容にうれしい銘柄ベスト3

株式投資といえば、かつては、おっさんがやるもの、というイメージの強いものでしたが、近年はネット証券の普及などもあり、女性の方も多く市場に参入されているようです。
 
そんなレディの皆様のために、10万円以下で美容にうれしい銘柄ベスト3を選びました。
 
まず第1位は「フォーシーズホールディングス (3726)」です。こちらは化粧品・健康食品の通販会社です。100株以上保有で、「フェヴリナ」「サイエンスボーテ」で1枚ずつ利用できる10,000円相当の株主優待券がもらえます。2016年11月現在、株価が300円台後半ですので、優待獲得最低額は4万円弱です。優待の利回りという点で、かなりお得感があります。
 
続いて第2位。「北の達人コーポレーション (2930)」は健康美容食品や化粧品のネット通販会社。100株以上保有で、1886円相当の洗顔せっけんがもらえます。2016年11月現在、株価が450円ほどですので、優待獲得最低額は4万5千円ほどです。
 
そして第3位。「ナック (9788)」はダスキン代理店最大手ですが化粧品通販にも進出しています。100株以上保有で、自社グループ会社の化粧品がもらえます。2016年11月現在、株価が800円台後半ですので、優待獲得最低額は9万円弱です。

4.10万円以下で効率よく図書カードがもらえる銘柄ベスト3

図書カードも無難な株主優待の選択肢のひとつですね。10万円以下で効率よく図書カードがもらえる銘柄ベスト3を選んでみました。
 
第1位は「秀英予備校 (4678)」です。こちらは静岡地盤の中学生向け集団指導塾を主力にした予備校です。500円相当の図書カードが100株以上保有でもらえます。2016年11月現在、株価が350円ほどですので、優待獲得最低額は3万5千円ほどです。秀英予備校は2016年11月現在図書カードを最も安く入手できる銘柄です。
 
ちなみに、塾予備校業界はかなり激しい競争の中で、企業同士の合併や、買収なども多く、ある日突然材料が出て株価が高騰するということが起こります。
 
秀英予備校もコマンドエヌという会社が株式を大量に保有したというニュースを材料に一時期株価が900円台にもなったことがあります。現在の3倍ほどですね。
 
その時期に比べたら、今はかなり割安で図書カードの株主優待が得られるというわけです。
 
続いて第2位。「エヌ・デーソフトウェア (3794)」は介護・福祉分野に特化したソフトウエア会社です。500円相当の図書カードが100株以上保有でもらえますが、長期保有になると図書カードの金額も増額していき。カタログギフトも、もらえます。2016年11月現在、株価が800円台後半ですので、優待獲得最低額は9万円弱です。
 
そして第3位。「カンダホールディングス (9059)」は出版物共配に特色のある陸運業の会社です。1,000円相当の図書カードが100株以上保有でもらえます。2016年11月現在、株価が800円台後半ですので、優待獲得最低額は9万円弱です。上記2銘柄が図書カード500円分であったのに対して、こちらは1,000円分というのが重要です。意外とお得かもしれません。
 
以上、様々なジャンル別に10万円以下で購入できる株主優待オススメ銘柄を紹介してみました。株価自体は変動しますし、株主優待の内容も変更の場合があります。株式購入の際には、細かい内容について、ご自身で証券会社のサイトや、企業IR情報をご確認ください。